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段差解消機を使用するのに向いた状況を紹介します

段差解消機は、車いすに乗ったまま段差のある場所を垂直移動して通過することを可能にする介護用のリフトです。本体のテーブル部分に車いすに乗ったままで上がり、簡単なボタン操作によって上昇も下降も自在に行うことができます。車いすを利用する人にとっては、建物の段差は、たとえほんのわずかな高さであっても大変な障害物として立ちはだかります。玄関の、ほんの何10センチかの段差のために外出を諦めていた人にとっては、段差解消機は大いなる福音となります。ホームエレベーターの導入など、自宅を全面的にバリアフリーにリフォームするのは費用その他の面で困難だったり、玄関の段差さえ通過できれば自由に外出できるといった場合、大がかりな設置工事が要らない段差解消機が最適となります。

設置場所によって適した製品を導入

段差解消機の設置が望まれるのは、やはり玄関です。また、車庫といった、外出するために必ず通るところにある段差箇所に設置することで、車いす利用者の段差通過時の困難を解消します。設置される場所によって適した、異なるタイプの製品があります。対応出来る高さは、玄関の上がりかまちのような階段1、2段ほどの高さから、製品によっては2メートル以上の昇降が可能なものもあります。限られたスペースで使える、小型エレベーターのような感覚でも利用することができます。基本的に、玄関など決まった場所へ設置する場合が多いですが、移動式のものもあります。狭い場所での昇降が必要な場所では、直進でテーブル部分に乗り込んで、左右どちらかからでも降りることが出来る「L字乗り込み」が可能な製品もあります。

介護保険の適用には事前の準備が大切

製品本体はもとより、設置する場所の状況によって費用全般が変わってきます。居住地域や、製品使用者の介護認定の度合いによって介護保険の適用条件も変わってきますので、あらかじめ担当のケアマネージャーに相談しておくことが大事です。購入するには高額な製品ですので、レンタルでの利用を考える場合も、事前にケアマネージャーに相談しておきます。ケアマネージャーが作成する、介護保険サービス計画のプランの中にレンタル(福祉用具貸与)の計画を組み込んでもらうことで、利用者の自己負担金は、レンタル料金の1割から2割程度とすることができます。購入にしてもレンタルにしても、先に業者と契約してしまうと介護保険サービスが受けられなくなってしまいますので、導入を考え始めた段階でケアマネージャーに相談のうえ、協力を仰ぐことが大事です。介護のプロから、詳細なアドバイスを受けることもできます。