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段差解消機を使用する際の注意点

車いすに乗ったまま玄関の上がり框などの段差部分を垂直移動して通過することができる、重宝な介護用リフトである段差解消機。電動式のリフトであれば、車いすの人が本体台座に乗り込み、簡単なボタン操作によって上昇も下降も行えるので介助者なしで段差を行き来できます。便利な段差解消機ですが、実際に導入を検討する際には、目的や設置する場所に応じた製品を選ぶことが求められます。車いすを利用している本人が玄関を自由に行き来したいのであれば、玄関のスペースに無理なく設置できる機械でなければなりません。また、どのくらいの荷重まで大丈夫かという点も、事前にしっかり調べておく必要があります。本人と車いすの重さ以外に特に荷重がかかるものを載せる可能性がある場合、どの程度まで耐えられるのか、導入する前にメーカーや販売店、レンタル店に確認しておくことが大切です。

確実な安全性と操作のしやすさも大事

車いすに乗った人が毎回安全に利用できることが、一番大事なポイントです。本体の安全装置の性能を見極めておくことがトラブル回避につながります。どのメーカーも独自の工夫で安全対策に力を入れていますが、少しでも疑問点があれば納得できるまで説明を受けましょう。とっさの場合すぐに停止できるかどうかや、障害物を検知するシステム、作動中の転落防止対策は万全かどうかなど、メーカーや製品ごとに違いがあります。乗り込み時の安全性を補助するスロープなど、設置場所に応じた安全対策ができる製品であることも重要です。また、どれほど性能の良い機械であっても、操作が複雑で煩瑣な場合、日常的に気軽に使うことが困難となります。できるだけ操作が簡単で、よほどのことがない限り介助者の手を借りなくても利用できてこそ、普段使いできる便利な機械と言えます。

耐久性や設置場所による劣化にも注意

丈夫な段差解消機であっても、長く使うほどに部品の摩耗などが生じることは避けられません。導入前には、保障内容を確認することはもとより、定期点検などのメンテナンス、サポート全般について、メーカーと販売店、設置工事の業者への確認も必要です。部品の摩耗や傷みを放置しておくと、経年劣化によって段差解消機そのものの寿命が短くなったり、設置場所の周囲にも影響を及ぼしかねません。定期的なメンテナンスをしっかりと行ってくれるメーカーを選ぶことが大事です。レンタルではなく、購入によって設置する場合は、信頼できるメーカーかどうかや、親身に対応してくれる販売店かどうかが、特に重要ポイントとなってきます。安心して長く使うためにも、導入前の確認事項は、たとえ煩瑣であってもすべてクリアしておきましょう。